先日発見されたウィルスは、その道のエキスパートである「ウィルス駆逐戦艦Drノートン」率いる「15日間限定お試しパック」の活躍によってみごと撃退。
ブラウザは相変わらず「ウープス!」とぬかしますが、IEという原始的なツールを使うという原点回帰策をとることで解決。
すべては終わったかに見えた・・
だが
西暦2005年3月
過去に犯した過ちを清算すべく、敵の本拠地「文化大楼」の9階で近代歴史の追試を受けていた。
そして試験終了。確信はもてないまでも再びFりはしない程度にできたという達成感と、卒論の話しでも聞きに行こうと己のギルドである7階へむかった。
すると、そこでは同級生のシンガポール人(優秀種)がなにやら先生さまと話をしている。
で、なんとなくその話の輪の中に入ると、タイミングのいいことに卒業判定の話をしているではないか!さっそく僕は挨拶代わりに
「おで、卒業できるよね!」と持ち合わせている最高のさわやかさでみんなに言った。
そしたら先生は
「彼らは確実に卒業できるわよ!」
と、シンガポール人たちを指していった。
おかしい、僕は「自分は卒業できるんですか?」と聞いたのに
先生は「彼らは卒業できる」と答えた
会話が成立していない・・それとも・・
と不安になっていると先生が「卒業判定書」なるものを僕に見せてくれた。
これはいうなれば後「~すれば卒業できますよ」とか「~が後~たりませんよ」と卒業までに自分があとしなければならないものが書いてある紙切れで、正味みるのが怖かったのが、そろそろ留年なら留年で止めを刺してほしかった感があったので勇気を出してみてみることに・・
するとどういうことだろう!そこには「~という授業未修了」という文字だけ。
このみ修了の授業は去年の段階で取り直さなければならないことを承知していたのでノートもとっといてあるし、正味計算範囲内だ。
つまり、卒業に関してまったくモウマンタイってことじゃねえか!
だれだよ!5カ年計画とか抜かしたの?え?建国初期の毛沢東?あっそ。しらね!
まあとにかく、こりゃどう転んでも卒業できるわな!と浮かれていたら
先生が僕の卒業判定書をみながら一言
「ところであんた取得単位数妙に少なくない?」
ん?いわれてみれば・・
なぜだか知らないが、ほかの生徒の総単位数と僕の総単位数に大体15くらいの差が・・
「これ計算間違ってるんじゃないの?」と
先生が言い出して部屋にあるPCで僕の成績をUPしだす。優等生の前で成績を・・
「陵辱や!」とおもいつつもとりあえずなぞの15単位の正体を暴かないことには卒業できないので、顔を真っ赤にさせながらみんなで僕の成績表を一個一個検証。
今世紀最大の陵辱ショーの末導き出された恐るべし結論
それは
サンセツコン、この4年間で一般教養の授業を受けたことがない!
え?
大学って、自分の専門とってりゃ卒業できるんじゃねえの?
な、なんだよ!その残念なものを見るような目は・・
た、たしかに今の僕を省みるに「一般」的な「教養」はまったく持ち合わせてないけど、そんなの、か、関係ないじゃん!んだよ!人として必要なものと大学が必要とするものが一緒って!
できすぎだろそんなの!
てなわけで、みんなが1~2年かけてこつこつとってる一般教養の授業8個を今学期一気にとりきらないと卒業できないわけで・・
しかも、この一般教養系の授業。単位取得が簡単なのと、授業の種類が少ないのでどの教科も生徒数オーバーがでる超人気ジャンル!やば、すぎる・・
で、とりあえずなりふりかまってられないので入れれるだけ入れた結果
今学期のレシピ
中文系中国語言学科サンセツコンの場合
〇科学と人類
○キリスト教哲学
〇地球問題討論
〇公共政策と社会発展
○遺跡骨董品鑑賞
〇書道
〇中文文献使用法
もう、なにがなんやら・・
ちなみにもう一個空き時間に単位入れようかなと思って探したら「定量分析」とかいうトチ狂ったものしかなかったので断念。しょうがないので「小論文の書き方」みたいなのにアタック中。
と、とりあえず卒業できないわけではないっぽいのでガンバリマスわ・・
ではでは・・