超☆未期限



カテゴリ:ぶらり列伝( 15 )


方向性

サ:「どもー、サンセツコンでーす」

た:「ども、たっちゃんで、す。」

た:「ふたりあわせてー・・」

サ:「え?そんなのあったっけ?」

た:「いや、そういうノリなのかなっておもって・・まあ、いい・・よ・・」

サ:「(そこまで落ち込まなくても・・)あ!あわせて~たっサン脳内クラブ~!イェイイェイ!」

た:「っぅ~・・」

サ:「おまっ・・!」

た:「まあ、いいですわ。で、何で突然僕ら、えーと「たっサン脳内クラ」ップ(笑)が現れたかというとですねサンちゃん」

サ:「(っく、後で楽屋で覚えとけよ)え?何か理由があるんですか?」

た:「そうなんですよ。僕らがブログなるものを始めてはや半年くらいたつじゃないですか?その中で気づいたことや反省点などがあるんで、それを今回僕らというキャラクターで検討しようじゃないかとこのような形式になったというわけです」

サ:「なるほどねー。で、その気づいたことや、反省点っていうのは何なんですか?」

た:「それはですねー・・な、なんだろなー♪」

サ:「(!?)なんだろねー?♪」

た:「n、なんだろ、なー・・♪」

サ:「(恥ずかしいならやらなきゃいいのに・・)なんだろねー♪」

た:「いや、実はですね。」

サ:「前フリ意味ねー」

た:「忘れろ。でだ。前ほら言ったでしょ。MIXIって言うのに登録したって。」

サ:「はいはい。いいましたねー。目標は「友達2億人」でしたっけ?自分の事ながら「かっこいー」と思いましたよ。ん?あれと関係してるんですか?」

た:「そうなんですよ。やっぱ登録した以上、こうなんていいますか、ほかの方がどのような日記を書いてるか興味を持つわけじゃないですか?」

サ:「そうですねー。実際いろいろなたどって、たくさんの日記を見てましたもんね。」

た:「そうそう。それで気づいたんですよ。うちにかけていた要素って言う奴を」

サ:「うん。なんか、話が進んでいるようでぜんぜん進んでないけど、で、その要素っていうのは?」

た:「なにかなー♪」

サ:「(また?!)なんだろー♪」

た:「なにかなー♪」

サ:「なんだろー♪」

た:「・・に・・かなー」

サ:「た、たっちゃん?」

た:「か、香奈!好きだ!俺!香奈ちゃんが、好きだ!!!」

サ:「え?誰それ?!」

た:「さぁ?」

サ:「・・・・いいから、話し進めようぜ。ただでさえ、会話形式の日記は無駄にスペース食うんだから。」

た:「まあ、ここまできたらもう、一緒でしょ。なんていうの?ここまで読んでくれた人はたぶん最後まで読んでくれる?みたいな。」

サ:「そんなもんなの?」

た:「まあ、ほら、こういう個人系のブログやら、テキストサイトってほとんどいうたらオナニーなわけじゃん。だから、ええんとちゃうみたいな?・・・・ちがう!!そうじゃない!反省点!」

サ:「あー、勝手に正論いわれると、俺の立場なくなるから、こう、そこは空気読んでくれないかな?」

た:「ごめんごめん。でだ。話し戻して、俺がほかの人の日記を読んで気づいた、うちのブログにたりないものっていうのはさ「おしゃれ度」だとおもうんだよね」

サ:「あー。なるほど、それは確かにそうかもね。」

た:「でしょ?たとえばこの「超☆未期限」はおこがましいですが自称「面白痛い系」をモットーにいままで書いてきたわけなんですよ。」

サ:「痛い系に属することすらおこがましいレベルなのはわかりますが、そうやって実際に言われてみると悲しいものがありますね・・まあいい。」

た:「「面白いけど、いったいなー。しょっぱいなー。」みたいな感じのブログに発展していけばいいなー。と思って書いていたわけなんですが、そういった系の日記がさっき言ったようなおしゃれ系あふれるMIXIな空間に浮かべるとどうなると思います?」

サ:「うーん・・・・場違い?な、かんじ?」

た:「甘い!」

サ:「え?場違いも相当痛い気がするんですが、それ以上ですか?」

た:「もう、おまえ何にもわかってないな!まず、ああいった友達作る系な空間には当然「プロフィール欄」っつーのがそんざいするだろ!」

サ:「ああ。ありますね。たしか僕らはジョンカビラのがぞうつかって・・っは!やっぱ、ああいうのはだめなんですかね?」

た:「いや、ジョンカビラはむしろおしゃれなんで、そこは問題ない(はず)。ちがう!問題は、画像じゃなくてプロフィールのほうにある!」

サ:「あー、僕あのときテンションだけで記入したんで覚えてないんですけど、もう一回見てみますね」

・・

サ:「・・・ちょ、ちょっとそこのカミソリとってくれる・・」

た:「な?ひどいだろ?」

サ:「もう、なんていうか、おしゃれ系な方が多い空間だから、痛く感じるとかじゃなくて、もしあれがお笑い的な空間でも、いや、むしろそっちだったらもっとやばい感じですよね・・」

た:「うん。なんか、もう「いってーな・・」とか「しょっぺー」っていう印象じゃなくて「っぅー・・」っていうマジな痛さが出てるでしょ?」

サ:「なんか、ほかの人はおしゃれでいて、なおかつ「~な事に興味があります」みたいにじゃんとアピールポイントを持ってプロフィールかいてるけど、俺らはもう、そもそも「どんな属性の人とコンタクトがとりたいの?」いや、それ以前に「こいつコンタクトとる気あるの?」ってかんじですしね。」

た:「だろ?でもまあ、世の中広いしさ、もしかしたら、あのプロフィールを見て、俺らに興味持ってくれる人もいたかもしれないわけよ」

サ:「そんな奇特な人いるんですかね?」

た:「まあ、仮定としてだよ。あくまでいたとして、だ。」

サ:「(必死だな・・)はいはい。」

た:「「この日とどんな日記かいてるんだろー?」で、うちに飛んできたとする。」

サ:「うん・・もう言わずともがなな感じだけど・・」

た:「で目に入った最新の日記が「ねろねろねーろね超うまい!赤18の部分が・・いひっ、いひっ」だぜ」

サ:「正味自分が相手の立場だったら、PC強制終了ものですね」

た:「だろ?プロフィールと日記、どっちも空前絶後の痛さじゃ、だめだとおもんだよね。でも、そのためにプロフィールをおしゃれ系ナル200%配合に変えるのは、詐欺だと思うわけよ」

サ:「たしかに、プロフィールのほうが先に目に入るわけだし、後のブログのギャップを考えると、プロフ詐称は危険だね」

た:「そう。だから、プロフは現状で、あんなプロフでも「あえて」という人が万が一来たとき用にブログのほうをおしゃれにしようと思うわけよ」

サ:「うん。それはいい考えだけど、いきなりおしゃれ系って言ったところで、お前ちゃんと、おしゃれな日記書けるのかよ?」

た:「あ、う・・うぇ。うん。大丈夫!大丈夫に決まってんだろ!!」

サ:「うそつけよ!大体ただでさえ今ストックとして「しおから」一話分しかないのに、さらにコンテンツ増やして、企画倒れが見え見えジャン!」

た:「ばっか!いらねえことばらすなよ!てか、大丈夫だって!実際おしゃれとか、普段口にしてないけど、比較的好物だし、俺!」

サ:「そこまでいうなら、ちょっと実際なんかそれ系の事書いてみろよ!」

た:「あ、あれだろ?こう「今日は少し遅めの授業だったので、朝早めに起きて、コーヒーいれて、お気に入りのワルキューレ行進曲なんか流して、まったりタイムを満喫した。最近、レポートとか、バンドとか、対人関係に追われてて、こういう時間がほんとに大切に思える・・」みたいな?」

サ:「・・・・なんか、ちがくね?いや、おしゃれっぽいけど、なんか、ちがくない?」

た:「うん。俺も思った。タイピングしながら、自分の中の何か比較的大切なものが壊れていく感じがしたわ。あかん。やっぱ、おしゃれさんは天然なんだね。人工おしゃれかっこわるい。」

サ:「だな。所詮俺たち、おしゃれ=マルイファッションみたいな人間にはあいつらの事なんかりかいできねえよな。」

た:「だな。つか、今日の日記もたいした結論出てないのにありえない長さになっちゃったな・・」

サ:「うん。たぶん、ないものねだりをするより、とりあえず、持ってるものを磨き上げたほうがいいよね」

た「だよね」

サ:「うん」

た:「しんみりしてきたんでシメにはいると、今後の方向性として

〇痛いのはデフォルトなんで、現状維持

〇内容の濃度をあげる意味で短文化をめざす

〇思いつきでコンテンツを増やさない

〇そんな僕でも愛してくれる人がいつかあらわれると信じる

〇でも、僕は香奈ちゃんが好き!

こんなかんじかな?」

サ:「だから、香奈ちゃんって誰だよ!」

た:「それはまた次回」

サ:「・・・え?続くの?」

た:「当然。まだ一個しか問題解決してないもん」

サ:「どうでもいいけど、解決案・・ぜんぜん反映されてないよね?」

た:「オナニーですから」

サ:「そっか・・」

つづく
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by sansetukon4 | 2005-03-23 01:02 | ぶらり列伝

ぶらりフェアリー

最近、何かをしていると妖精さんの声が聞こえてくるようになった。

たとえば、間違ってセーブデータを消してしまった競馬ゲームを最初からダラダラとプレーしていると

「おもしろいか?」

たとえば、広大なネット世界を目的もなくサーフィーン、ダラダラと時間をむさぼっていると

「おもしろいか?」

僕が日課にしているこのブログを一人ブヒブヒいいながら書いていると

「おもしろい(ry」

冬休みが始まって以来、僕が何かするたびにこの妖精が現れては「おもしろいか?」と冷静な声で僕に尋ねてくる。
最初は「ウゼェ」とかおもったけど、最近では彼が「おもしろいか?」といつ言うんだろ?こんな行動とったらかれは「おもしろいか?」って聞いてくるんだろうな~。とか考えながら一日を過ごすようになっていった。

そして昨日の事だ

僕は相変わらず東京湾に沈むヘドロのような、緩やかな流れの中クリアーしたゲームをまたやり直すという無生産行為に明け暮れていた。
するといつものように、妖精さんがどこからともなく現れて僕に言った

「おもしろいか?」

そのときちょうどおなかが減ってすこしイラついていた僕は初めて妖精さんの質問に答えた

「おもしれーわけねーだろ!」

すると妖精さんは、すこしうつむくとどこかへいってしまいました。
僕は気にすることもなく、またゲームを続けました。

しばらくして妖精さんは手に何か青い本を持って帰ってきました

「これ・・」

差し出された本には「古代漢語」とかかれています。

「今はいいかもしれないけど、この生活をあと1年延長させたくなかったら・・」

と、緑のフリース、黒いデニムをはいた、どこか親近感の沸く妖精さんは悲しそうに僕に言いました。

「いやだ!もう1年延長なんて!いやだ!!!」

「だったら!」

妖精さんは青い本を僕に渡すと

「信じてるからな・・」

そういい残して消えていきました

fin



つか、マジやべ!んだよ!もう13日って!2週間切ってるジャン!やべ!何もしてなかったよ!うわ~~~・・・留年なんてしたくねーーーー!!!

つわけで、がんばります・・よ・・ええ。ええ。

ではでは
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by sansetukon4 | 2005-02-13 19:06 | ぶらり列伝

ぶらり 竹取

むかしむかし、まだお偉方が「マロ」とかぬかしてマリを蹴ったり蹴られたりしたり、怨念が意思を持って人を狂わしていたり、それに対抗すべくおんみょー!とか叫ぶ奇人がやけに重宝されたりしていた時代に

おじいさんとおばあさんがいました。

ある晩春?くらいのこと、おじいさんは裏の山へたけのこをとりにでかけました。
あまり人でのついていない裏山、案の定たけのこはごろごろゴロ巻いていました

煮てよし、焼いてよし、うっぱらってよしのたけのこです。

おじいさんは狂喜乱舞して手に持った鎌でたけのこ共を問答無用で狩っていきました。

背負ってきたかごが弾けんばかりにたけのこで埋め尽くされると
「そろそろかえりゃんべー」
とおじいさんが来た道を振り返ったそのときでした

視界の端で何かが光っているのが見えました。
おや?とおもいその光っていた方向に目を向けると

たしかに何かが光っていました。

光物とシラス大根に弱いおじいさんは吸い寄せられるかのようにその光のほうへ歩いていきました

ガサガサガサッ!

さえぎる木の枝を得意の鎌で切り裂くと目の前に光の正体が現れました

「え?」
おじいさんはわがめをうたがいました

光の正体は

直立不動でたちそびえる、生まれて間もない赤ん坊でした

「なに?この子?めちゃくちゃ光ってるんですけど?」
おじいさんのその声に反応して赤ん坊はおじいさんのほうをにらみました

そして、自分の右手をゆっくりと頭の位置まであげると人差し指で額の辺りをコッコッとたたきました。

「??なにがいいたいんじゃろ?と、とにかく、誰かは知らんがひどいことをするもんじゃな、ほれ、いま助けてやるぞ」
と、赤ん坊の動きは理解できませんでしたか、とりあえず助けてやろうとおじいさんが手を伸ばすと

ガッ

赤ん坊はその手を払いのけて、もう一回さっきと同じポーズをとりました

「??な、なにがいいたいんじゃ?」
まったく状況のつかめないおじいさんはただ赤ん坊を見ているしかありませんでした。

よく見ると赤ん坊の足元は土にしっかり埋まっています。
ひどいことをする・・おじいさんは、大人にひどいことをされてこの赤ん坊は人間不信になっているだと思い、説得に入りました

「大丈夫、わしはひどいことはせんよ。さあ、一緒に村まで帰ろう・・」

ガッ

差し出した手はまた赤ん坊に撥ね退けられてしまいました。
見ると赤ん坊の顔は妙に苛立っています。
そして、おじいさんの持っている鎌を一瞥するとまた同じポーズをとりました。

「ああ、すまん。これはさっきまでたけのこを狩っていたからな。別にお前さんをこれでどうこうしようってわけじゃないんだ」
と、おじいさんは鎌を足元においていいました。

「ちゃうがな!」
その行動にプッチンきた赤ん坊は思わず叫びました
「その鎌で、ココを、ぱっくりいかんかい!森で光るもんがあったら、とりあえずパックリ!これ常識でしょうが!」

「え?何を言っているんじゃ?人間に、それも赤ん坊に鎌を向けるなんて外道のすることじゃろ!」

「あほか!私有地にかってに侵入してたけのこカリまくってるお前をおいてほかに外道がおるか!」

「いや、まあ、たしかに私有地に勝手に入ったのは謝りますよ。で、でも、そこで殺人犯したらダブルでアウトじゃん!6-4-3じゃん!」

「いや、悪くて即死、良ければ意識不明の重体とか・・でどうにかなるんじゃねえの?」

「だめだよ!重体でも!大体罪のない幼児を鎌でたたき切ったってだけで、社会から抹殺じゃよ!ある意味おまえと心中じゃわい!」

「まあおちつけや、森の中で光っているものを見つけて、それを叩き割ることが童話の主人公である翁!あんたのアイディんティティーであるのなら、ここで私の人生が終わろうとも、その手を血で汚そうとも、それをなしえてこそ王道!違うか?」

「おまえ誰なんだよ!てか、ふつうこういう時ってあれでしょ?光る竹をおじいさんが見つけて、それを割ったら中からかわいい赤ん坊が出てきました~。っていう方向なんじゃないの?
なんでそれが、オチが先に外にいてしかもそのオチ叩き割らなきゃなんないんだよ!」

「でも、ワタクシの額の中にはそれはそれは可愛いたけのこがはいっているんですよ?」

「ますます意味わからねえよ!なんでオチとフリが逆転してるんだよ!しかも、赤ん坊叩き割って、中から可愛いたけのこを見つけ、それを身寄りのないおじいさんとおばあさんが育てました・・・・って、どう考えても窓のない病院行きだろ!もう、あれだ、不法侵入で逮捕はしょうがないけど、殺人はいやなの!わかれよ!」

「でも、そうなると、物語は進みませんが・・」

「進んだとして、明るい未来はないじゃないか!だったらこのままでいいのではないかい?」

「それは、作者的に願ってない展開ですが、それだと私はいつまでもここで直立不動でいなければならないのですが?」

「が?じゃねえよ!まあ、じゃねえよもくそも、それはとりあえず可哀想じゃな。うーん。家に来るかい?」

「いや、だからね?わかるかな?その老化してまもなくすべての現実を忘れ、ほぼワタクシとおなじ、いやそれ以下に退化するであろう脳にはいささか難しいかもしれないが、ワタクシの額に可愛いたけのこが入っている、そして、立てるはずもない私はいま直立不動でこの大地に立っている。この意味が」

「え?も・・もしかして、貫通してる?」

「そーそー、それそれ!やればできるじゃん!まったくそのとおりで、もう、足の先から頭のてっぺんまで竹竹尽くしなんですよ。動きたくても動けない!ユーノー?」

「なるほど、それで妙に頭がセガサターンじゃったのか」

「うん、まあ、セガサターンだか、えら呼吸だかはしらないけど、そうなのよ。つまりさ、本筋どおり実際月から来たんですよ私」

「あーあ、オチいっちゃった」

「ま、そのへんは予定調和だしいいんじゃねえの?それでさ、月から来て、最初は竹の中にいたわけ、でもさ、実際赤ん坊小さいからってあんな竹の中にそういつまでもいれる訳ないじゃない。で、まあ設定少し無視するけど外出て光ってればいいかな~?とか思って、外出てきたんだけど、まあ、赤ん坊の浅知恵っていうか、外でたら眠くなっちゃってさ、んで、ウトウトしてたら雨が降ってきたわけよ。まあ、その辺は月の最先端技術を身に纏う私、気にせず寝てしまったわけなんですよ。で、あれだ。あめがふりゃーたけのこだってそりゃ伸びるわな。
で気づいたらこの有様ってわけよ。」

「なるほどねー。でも、体をたけのこが貫通したからって、死のうと思うのはおじいさん感心せんなー」

「いやよ。だからお前は軽い痴呆か?少し考えればきづくでっしゃろ!体にたけのこ貫通してるのにワタクシこんなに元気!普通のピーポー、SOパンピーだったら?死んでるでしょ?でもワタクシは元気なの。わかる?だから、額勝ち割られた位じゃ、ワタクシまったくノープロムデムなわけ。わかったらほら、カモン!」

「う、うーん、釈然とせんし、死なないといっても子供の頭を勝ち割るのは木がひけるが・・それじゃあ・・行く・・ぞ!」

「ばっちこーい!!」

ザクン!!!

ブシャーーー!!!

「あれ?たけのこなんか入ってないじゃないか?お、おい?あれ?お、おい。・・うっそー!!!」
赤ん坊は額からおびただしい鮮血を放つだけで、何もいいません。すでに意識がないのか、自分の噴出す鮮血ののせいで暴れるホースのように頭をぐらぐら揺らしています。

「え?ま、ま、お、おい。え?」
とおじいさんが混乱しているそのとき

「だれだ!人の山に勝手に・・って、あーーーーーー!!!!!!」


------そして-------------------


「というのが犯人の供述なのですが」

「ありゃ、かんぜんにいかれてるわな、とりあえず精神鑑定まわして」

「はい」

「ち、ちがうんじゃ、わしは悪くない・・わしは・・わしは・・・」

雨降りしきるどこかの山
勝ち割られ、血の気のない顔をした赤ん坊

ピクッピクッ

わずかに動いたように見える。

ピクッピクッ


fin
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by sansetukon4 | 2005-01-15 17:38 | ぶらり列伝

定番もの

がさ!がさがさ!!パリーン!がさがさ!!

男:「!?何の音だ?!」

がさがさ!!「ぐへへ」がさがさ!!

男:「だれだ!!」

がさが…ばっ!

男:「おい!隠れてないで出て来い!!」

?:「あ…どうも。」

男:「お前何者だ!?」

?:「あ。自分座敷童子ッス!」

男:「…いや、なぁ。今日明日がどういう日か知ってる?」

ざ:「クリスマスッス!!」

男:「だよね。で、君は?」

ざ:「座敷童子ッス!!」

男:「うーん…わかるかな?俺が言いたいこと?」

ざ:「!!あ。すみません。自分これ盗むきはなかったっす!」

男:「なに姉貴のパンティー握ってんだよ!うん。それは返そうな。人として。でも、少し違う」

ざ:「なんっすか!自分あほなんでわからないッス」

男:「ほら。クリスマスの夜ガサガサといえば現れるのは…さ」

ざ:「よくわからないッス!」

男:「まあ、いいや。で、座敷童子がこんな時期にどうした?」

ざ:「自分隣の家の押入れに住んでるんですが、なんか今日見慣れない男が来て「おれたちこれからちょっとアレだから席はずしてくれる?」っていわれて出てきたッス!外出るの3年ぶりッス!」

男:「ああ。今日はほらまあ、カップルはそういう日だからな…それも定番っていうかなんていうか」

ざ:「でも人様の誕生日にセックスするいみがわからないッス!」

男:「おまえその辺の大人の事情…ていうか情事わかってながら、いま自分がドンだけ場違いかわからないのか?逆にすげえよ!」

ざ:「まあ、それよりさびしい男二人ゲームでもしましょうよ」

男:「無茶苦茶な切り返しだな!まあいいわかった、ゲームくらい付き合ってやるよ。ただ、おれは暇じゃないし、あとお前はいい加減姉貴のパンティーを手放せ」

ざ:「ドラクエするッス!」

男:「お前それ一人プレー専用じゃねーか!」

ざ:「自分レベル上げ好きッス!」

男:「あっそ…っておい!もうこんな時間じゃねーか!うわー。だりー。外見てみ?雪降ってるよ。何でこんな日によーったく!」

ざ:「あ。自分ここで適当にレベル上げしてるッス。どうぞお構いなく」

男:「かまわねーよ!あーやべー!もう、まじ出てくるわ!」

ざ:「いってらっしゃいッス!」

……


男:「だりー!おまえ、今日まだ24日イヴじゃん!微妙に間違えちゃったよ!」

ざ:「あわてんぼうッスね!」

男:「うるせえよ!てかもう一回だけ言う!姉貴のパンティーを手放せ」

ざ:「これ…」

と、座敷童子は靴下と紙切れを男に手渡した。紙には「お姉さんの勝負下着」と書かれている

ざ:「自分ちゃんとお留守番もするいい子ッス!」

男:「っち!」

fin
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by sansetukon4 | 2004-12-24 00:35 | ぶらり列伝

霊媒師

男:「あー、さいきん肩が異常に凝るなー。しかもなんかだるいし、吸えもしないのにタバコの自販機みるとついついたばこを買ってしまうし…はぁーだるい…」

イタコ(以下い):「むむ!そこの一人でぶつぶつ状況説明しているあなた!そう!あなた!」

男:「うわ!なんですかいきなり!」
い:「おお。これは失礼私こういうものです」
男:「これはこれはどうも…えーなになにイタコエンタープライゼス、エクゼクティブプロデューサーの板 板湖(いた いたこ)さん…って妙にグローバルな名刺ですね!」
い:「まあ、われわれも迫り来る国際社会を生き抜くにはこれくらいの努力は必要なんですよ」

男:「まあ、イタコがグローバル化を意識する意味がわかりませんが、それでその板さんが何のようですか?」
い:「まて!その言い方だとまるで私がスシ的なものを今にも握りだしそうじゃないか!普通にいたことよんでくれさい。」
男:「たぶんその格好みてだれもスシ職人は連想しないだろうけど、まあいい。で、なんのようですか?」

い:「うむ。あなた最近妙に肩が重い、だるい、などの症状になやまされていませんか?」
男:「!!なんでそれを知っているんですか?!ま、まさか」
い:「はい。さっきあなたがぶつぶつ一人でそんなようなこといってましたんで」
男:「ちげえよ!馬鹿かおまえは!ああやって説明するのは常套手段でしょうが!てか自分のキャラ気づけ!おまえイタコ!もっとそういう系で攻めてこいよ!」
い:「その怒りやすいのもあなたの方に乗っかっている霊のせいです」
男:「いきなり飛び道具的に本題に入るなよ…ってえ~~!!僕に霊がとり付いているんですか?!」

い:「はい。それもこの世に強い未練を残して死んでしまった霊がとり付いてます」
男:「うそ!超怖いじゃないですか!ど、どうすればいいんですか!」
い:「はい。このタイプの霊はとりついたひとに霊自身が生前やりたかったことを無意識にやらせようとする厄介なタイプです」
男:「てことは、僕が最近無意識にタバコを買っていたことが何か関係してそうだな」
い:「まあ安心してください、私がその霊を憑依して彼の生前の未練を達成するか、あなた自身も死んで霊になれば解決できますよ」
男:「おい!むりやり選択肢つくるなよ!しなねえよおれは!今死んだら俺も未練たらたらの霊になるっての!」

い:「あー。それはだるいですね。じゃ、しょうがないので、その肩についた霊を私が憑依しますわ」
男:「え?殺す気だったの?おい!おま…うわ!」

ピカーー!!

い:「ぐ、ぐわぁ…くるしい…や、やめろ…」
男:「いたこさん?」
い:「おれはいたこではない!お前についていた霊だ!」
男:「うわ!すげ!いたこさん本当に憑依しやがった!てか、このまま俺逃げれば解決じゃん!」
い:「おろかだな!おれの本体的なものはおまえの中にまだ残ってるのだ!」
男:「っく!これがご都合主義ってやつか!ま、まあいい。で、お前の未練って言うのは何なんだ!」

い:「よくぞ聞いてくれた。おれは生前タバコが大好きで大好きで仕方なかった。しかし、世間の風潮は喫煙者=悪だったわけだ。おかげで会社での風当たりも厳しく、俺は泣く泣くタバコをやめたわけだ」
男:「うんうん。」
い:「で、たばこをやめた5日目。おれは禁煙によるストレスで死んでしまったというわけだ」
男:「意思ねーな!てかそこまでストレス感じるのかよ!」
い:「喫煙者にしかわからないつらささ。死ぬ前におれはおもった!もう一回タバコを死ぬほど吸いたい!って!さあ、俺に死ぬほどタバコを吸わしてくれ!」
男:「あえて、そこはつっこまないとして、俺タバコすえないんだけど」
い:「うむ、大丈夫。どうやらこの男は喫煙者だ。おまえは俺が言ったタバコを買って来い!」
男:「てか、なんで俺にとりついたんだよ!超不便ジャン!まあいい。で、なんて銘柄そタバコなんですか?」

い:「う、うむ、たしかキャ…」
男:「キャスターですか?」
い:「いや、キャメ…」
男:「キャメルだ!てか、自分の吸ってたタバコの銘柄くらいおぼえておけよ」
い:「いや、キャメル…ではない。ん~たしか~」
男:「キャメときたらキャメルくらいしかわからないけどなー」
い:「あ。思い出した、たしかキャメロンディ…」

男:「ちげーよ!それは違う!それは女優だよ!何だお前!女優吸ってたのか!あ?あ?」
い:「あれ?キャメロンディ…キャメロンディア…なんだっけ?」
男:「そっちも忘れたのかよ!キャメロンディアス!スだよ!!ぼけ!!!」
い:「いやいや。ちょっとまってよ」
男:「ん?なんだよ」
い:「いやさ、すってなんだよ!全然すじゃねーし!むしろ今も5~6体は憑依してるし!」

男:「そっちの「素」じゃねええよ!!!あほか!おまえがキャメロンディアなんだっけ?って聞いてきたからスってこたえたんだろ!俺の言ってる「す」はディアスの「す」だよ!てか、5~6体ってなんだよ!サービスしすぎだろ!!!!」
い:「家族2世代ですんでます」
男:「勝手に住めよ!あーもー!ちょっとまってろ!もう、キャメルでいいだろ!あほが!おれもストレスで死にそうだわ!!」
い:「あー、死ぬのは勝手ですがそのまえにタバコを…」
男:「しなねえよ!物のたとえだよ!もういい。ちょっと待ってろ」

……

男:「ほら!買って来たぞ!これすってさっさと成仏しろ!!」
い:「おお。ありがとうございます…スパー。スパー。ああ。うまい…これだ。この味だ……ほんと、ありがとうございます…おかげで満足できました…これで未練なくあの世へいけます」
男:「よかったな。」

ピカーーー!!

男:「うわ!まぶし!…ん?肩が軽い!やった!やったぞ!!成仏しやがった!!やりましたよイタコさん…てあれ??」

い:「ありがとうございました…あなたが最後まで私をイタコだと信じてくれたおかげで未練なくあの世へ旅立てます…ありがとう」

ピカーーーー!!

男:「お前もだったのかよ!!!」

fin
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by sansetukon4 | 2004-12-19 21:02 | ぶらり列伝

ぶらり 哲学者

哲学者A:「おい。これを見てくれ。」
哲学者B:「ん?なんだよ。プリンじゃないか。これがどうした?」
哲学者A:「ほう、君にもやはりこれがプリンに見えるか」
哲学者C:「興味深いな。なるほど、これがプティンである。人は潜在的にこの黄色のぷるぷるしたものをそう感じるが…」

哲学者B:「しかし、これはプリンだ!疑いようもない!」
哲学者A:「ほう。言い切りますか。しかし、それでは逆にこれがプリンであると定義づけできる決定的な条件とは何なんだろうか?」
哲学者B:「なにを戯言を!黄色くてぷるぷるしてる甘そうな物体こそがプリンではないか!」
哲学者C:「そうなると牛乳プティンは君の言う条件のうち2つしか満たしていないことになる。それはどう説明する気かね?」

哲学者B:「なるほど、牛乳プリンやイチゴプリンの存在を忘れていた。ではこういう風にしてはどうだろう。もっともシンプルなプリンをプリンの本質として残りのプリンをイデアとするならばこの問題は一気に解決しそうだが」
哲学者A:「なるほど黄色いプリンこそが本質で残りはその派生。つまり抽象的なプリンのIFととらえる発想か。面白い」
哲学者C:「まて、しかし黄色いプティンがプティンの本質であるという安易な決め付けはとても危険な気がする。ここはもう一度おのおののプティンに対する定義を見直したほうがよさそうだ」
哲学者A&B「なるほど。ではプリンとは何か?をみんなで書いてみようか」


哲学者A:「僕はこう見ているが
        プリンの条件
       ○色が黄色い
       ○カラメルソースがプリン下部に敷かれている(焼きプリンの焦げ付きも可
       ○基本的にはやわらかくプリプリしている(名称の由来と考える)
       ○甘い                              」

哲学者B:「なかなかいい見方だ。僕はこう見るがな
        プリンの条件
       ○ぷりぷりしている
       ○容器から取り出しやすい
       ○歯ごたえがあるものもある
       ○ダイエットに効果的
       ○食物繊維が豊富ゆえ利便こうかもある   」

哲学者C:「僕はこう見るが
         プティンの条件
       ○色が黄色い
       ○常温での長時間保存が利きにくい
       ○基本的にはやわらかい
       ○パンに塗る
       ○甘いといえば甘いがしょっぱい気もする     」

哲学者A:「おい!まて!Bの条件ってむしろこんにゃくゼリーじゃないか。なんだ「ダイエットに効果的」って!プリンはむしろ高カロリーだろ!」
哲学者C:「たしかにプティンがダイエットに効果的という観点はおかしいな。」
哲学者A:「いや、おまえはもっとおかしいだろ!てかマーガリンだよそれは!!なんだよ「甘いといえば甘いが~」って!強引過ぎるだろ!!!」

哲学者C:「しかし実際「あれ?もしかしたらちょっと甘い目?」て言うものも存在するぞ。それに基本的にはAの発想と僕の発想は変わらない気がするが?」

哲学者A:「かわるよ!ぜんぜんちがう!プリンはパンに塗らないよ!!あほか!」
哲学者B:「まて。それは偏見だ!実際某食品会社からパンで作るプリンの素が発売されている事実があるように、一概にCの意見が的はずれとは言いがたい。それにAの条件はマンゴー味のこんにゃくゼリーにだって満たせる!」
哲学者C:「まったくそのとおりだ!」

哲学者A:「よし、わかった。じゃあ、1000歩ゆずってCの定義も正しいとしよう。でもさ。C。」
哲学者C:「なに?」
哲学者A:「なんでおまえだけ「プティンの条件」ってちょっとかぶれた言い方してるの?」

哲学者B:「あ!ほんとだ!なんだこいつ!マーガリンの癖に!!」
哲学者A:「そこで切れるんだ…てかやっぱマーガリンだって認めてんジャン!!」
哲学者C:「スウィーツなんだから「ぃ」の発音に気を使うのは当たり前だろ!あほか!」

哲学者A:「意味がわからんな…てか、あ!!おい!プリンの条件でひとつ僕たちは大切なことを忘れている!」
哲学者B:「ど、どうした?これ以上何があるって言うんだ!?」
哲学者C:「いや、プティンだし…」

哲学者A:「てか!てか!プリンにしかない条件!それは「ぷっちんできるかできないか」じゃないのか!」
哲学者B:「おおーーー!!それだ!確かにこんにゃくゼリーもマーガリンもぷっちんできない!A!!それだ!それこそがプリンの条件だ!!」
哲学者A:「だろ!よし!その条件を踏まえてもう一回さっきの黄色いぶったいを…てあれ?」
哲学者B:「あ!なくなってる!!」
哲学者C:「え?ああ。そこにあった黄色いのでしょ?俺が食ったよ。甘かったからあれは多分プティンだね。プリンじゃないよ。プティンな。うん。」

プッチーーーン!!

哲学者A:「てめーーーー!!!さっきから茶化すだけ茶化しやがってこの野郎!殺す!!」
哲学者C:「いや、おい!待てよ!ほら128円やるから!これでコンビニでプティ..いや、プリン買えよ!てか、てか、おい!怒るなよ~~~ぎゃ~~~~~~!!!」

哲学者B:「あれ?いまAぷっちんしたよな?てことはAもプリンなのか??」

fin
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by sansetukon4 | 2004-12-14 13:52 | ぶらり列伝

ぶらり 青猫

「あー、寒くなってくるとしもやけで足が痒いよー!青猫~どうにかしておくれよー」
「しょうがないなー」

ぱらららん♪
「そーでもないでしょー!」

「わーい!っていや、何にも出してないよね?え?どういうこと?」
「ていうかめがね君。じっさいしもやけとかそんなに痒くないんでしょ?」

「え?いや、痒いよ!海より深く痒いよ!だから君にお願いしたんジャン!何いってるんだよ!」
「はいはいわかったから。そういう風にしか人の気を引くことができないのわかったからさ、でも、ぶっちゃけ、しもやけで痒いとか、賞味わかりにくいよね?なんていうの?時代にそぐわないっていうか?てか、ヒッキーのお前が、しもやけとか実際超さぶいし!」

「いやいや、ちょっとまてと。たしかに僕はヒッキーだし、毎日すみれちゃんのお風呂シーンのことばっか考えてるけど、今!そう、今痒いって言うのはマジだからね!これ…って何その目?うわーー!わけわかんねー!!」
「てか、痒さしか自己アピールポイントがない君が哀れで仕方ない…しかもその痒さすら実際嘘だしね…」

カッチーーーン!
「いや、おい!狸もどき!こっちが下手に出てりゃアいい気になりやがって!かいーもんはかいーんだよ!いいから黙ってそのポシェットからムヒなりキンカンなりだせや!あ?あ?」

「そろそろいいかな。めがね君。まだ痒い?」
「しつけーな!痒いに…あ!か、痒くない!!」

「この「そーでもないでしょー」は相手の現在抱える問題を全否定することで、相手をいらだだせ、最終的に悩みを解決させる道具なんだ!」

「すごーい!じっさい怒らされたことで血液のめぐりがよくなり、体中がぽかぽかしてて、さっきまでの痒さが嘘みたいなさわやかな気分だよ!」

「よかったよかった。じゃ、ほれ」
「え?何その手?」

「いや、解決してやったんだから、僕の好物の今川焼きだせや。」
「あ、あぁ、じゃあこれで…なんかごんた君になった気分だよ。てかただでさえパロディーなのにさらにパロっていいの?」

「一個も二個もかわりゃーせんのよ!」
「せやな」

「はいはいはい。今の流れもM画パクりました~♪」
「わお!周りだけでは飽き足らず、自分のところのネタまで流用しちゃった!」

「で?オチは?オチはどこ使う?」
「いや、てか...ない…よ」
「そこはパクっちゃだめだろ!!」

ではでは
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by sansetukon4 | 2004-12-02 00:09 | ぶらり列伝

ぶらりガード下

飲んでいて終電を乗り過ごした僕。ぶらぶらと歩く深夜の街のガード下で見かけた屋台。
飲んだ後人は不思議とラーメンを食べたくなる。僕は吸い寄せられるようにその屋台の暖簾をくぐった。

先客が一人。酔いつぶれた大工の棟梁ふうの中年男性。
「ラーメンをひとつ」
別段彼を気にもせず、僕は店主に言った
「あいよ」
無愛想な店主はそう答えると、ラーメンを作り出した。
無駄の省かれた距離、空気、そして漂うラーメンの匂い。少しよいが回っていた僕には心地のいいものだった。

「んお!なんだおめー!学生かこの野郎!こんな時間にこんなところでなにやってやがる」
心地よい空間をぶち壊す雑音。急に起きだした棟梁は僕にからんできた。

「いや、学生ですけど…だめですか?それにあなただってこんな時間にこんなところで酔いつぶれていていいんですか?」
僕は言った。

「バーローめ!女房こわくて大工やってられるか!ガキがいっちょまえの口利きやがるな!」

「まーまー、健ちゃん!そうからむなよ!ごめんな!ほららーめ一丁!」
無愛想だと思った店主はそう大工を制すると、僕の前にラーメンを置いた

「うっせバーローめが!客に指図すんなこんちくしょうが!お、おい!あれだ!酒くれ酒!」

「まだ飲むんですかい?これが最後ですよ」
と店主はあきれながらも大工の前にある空いたグラスに酒を注いだ。

「おう!わけえの!おめーものめ!今日は俺のおごりだ!んなまずいラーメンなんかくうこたーねーよ!ほら!武坊!ぼーっとしてねえでこいつにもついでやれ!」

「いや、僕はいいですよ…」
と制するよりも早く、僕の前に店主は酒を注いだグラスを置いた。

「このひと酔うとてつけらんねえから、さ。まあ、形だけでも付き合ってやってよ」
僕が来るまでこの店主は大工に絡まれ続けたんだろう。正直少しほっとしたといった表情でそう言ってラーメンをゆでるなべのほうまで引っ込んでいった。
正直頭にきたが、それ以上に頭にきたのはラーメンの味だった。今日日こんなもの海の家でも食べれないといったその味に胸糞が悪くなり、ぼくは結局置かれた酒に手を伸ばしそれを呷った。

「お!いけるねにいちゃん!どだどだ!もっとのめのめ!きょうはぱーっといっちゃうぞこのやろう!」
何か勘違いした大工はうれしそうにそういうと、勝手に店の酒に手を伸ばし、それを僕のグラスに注いだ。

この時点で、さっさと店を出てしまえばよかったのだが、呷った酒が予想以上に効いてしまったのと、またここを出て家まで歩くのを考えたら、このままでもいいか?と思い出して、僕は注がれるるままに酒を呷った。

「いけるねー。いけちゃうくちだね!このやろう!あーちっくしょう!おれもまけないもんね!よっしゃよっしゃ!飲んだろ飲んだろ!」
と、大工も自分のグラスに酒を注いではどんどん呷っていった。

やがて2~3本酒を開けたところで、僕は完全に酔っ払い、大工のほうも座りながら上半身をぐらぐら揺らしだした。

「どーでもいいけどよー!うへ!ぐらぐらぐらぐら!きっもちいー!うい!ちがう!おい!お前だよ!学生!あれ?こっちにもいやがる!なんだこのやろー!ふ、増えやがって!うぇ!」
大工は完全に視界に来ているらしく、店のちょうちんに向かって絡みだした。

「いやいや、大工さん!ぼくはこっちですよ!うひゃひゃ!あったまわるいっすね!だから、こっちだって!ほら、、、、、あちぃ!おっさん!あんたすげー熱だぞ!大丈夫か?ん?」
僕は店の中のおでんなべに浮かぶチクワブにしゃべりかけていた。

そんな二人を机を隔てた向こう側から哀れそうに店主が見ていた。

「んだ、こら武坊!そのめは!あれぇかー!おめえ俺が立てた家が欠陥だったこといまだに根に持ってんのか?あー?あれは事故!そう、事故!ぐわしゃしゃしゃしゃしゃ!」

「あるいみ50センチも傾かせていえたてた健ちゃんはすげえよ」
店主の目は少し本気で怒っていた。とおもったら、店主ではなくチャーシューだった。

「はははははは!一番受けるのはそれに最近まで自分んちが傾いていることを知らなかったおまえだけどな!ぎゃははははは!」

「ちっくしょ!このやろう!黙って聞いてればいい気になりやがって!酒飲んでること多恵ちゃんにばらすぞ!」

「おろろ?おろろ?そういうこという?あ。そういうこといっちゃう?滑り台みたいな家住んでて実際工場滑らしちゃった人が、あ、そういうこと言っちゃう!」

「あーあー!人の過去触れちゃう?それ反則でしょ!実際!ほんと、このくそ糖尿病患者が!さっさとくたばりやがれ!」

「いや、死ぬとかはやめようよ…ホント怖いし…」

「あ。ごめん」

と、僕を置き去りに二人が会話しているのを見ていてさびしくなって僕は(はんぺんにむかって)言った

「んだおめーら!身内がちゃっちくけんかしてんじゃねーぞ!てか、俺の話も聞いてくれよ!しがねえ学生にだってなやみくれえあんだよ!」

「あ。いたんだっけ。ごめんごめん」
「こえーわけーもんが切れるとなにすっかわかんねーしな。こえー」

ととりあえず二人がこっちの話を聞く姿勢を見せたので、僕はさらに酔いと勢いに任せて言った

「おれだってさ!おれだってさ!がんばってんだよ!ばんばってんのにさ!」

「お、どうした?女か振られたのか?」
「おめー根暗なかおしてるもんな…まあ、しょうがねえだろ!セッケンでもいってパーっと忘れちまえ!」

「うっせ!そんなことじゃねえよ!いや、そんなことも関係あるけど、ちげーんだよ!」

「んだ?色恋じゃねえとなったら、その若さで何なやむことがあるんだよ?え?」
「そうだそうだ!こいつをみろ!工場も家も傾いちまってるけどりっぱにいきてるじゃねえか」

「ちがうんだよ。そんなんじゃなくて…いや、じっさいここのラーメンはホントまずいけど」

「んだよ!もったいぶってんじゃねえよ!こちとら老い先みじけねだよ!さっさと言えや!」


ぼくはせかされて、言った
「がんばってんだよ!がんばってんのにさ!俺の…俺のブログにはなんで人がこねーんだよ!!畜生!!!」


しばらくの沈黙

そして大工は言った
「いや、長い割にはオチがよわいからじゃね?」

納得。
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by sansetukon4 | 2004-11-19 15:15 | ぶらり列伝

ぶらり駆け込み寺1

P.Nいたらき餅さんからの相談
「サンセツコン大明神はじめまして!わたしは今年大学一年生になる○○っていいます。(本名のところはいたらき餅でおねがいします☆)大学に入って早半年がたったんですけど、人見知りの性格のせいでいまだに彼氏はおろか友達もできません(涙)。どうやったら、うまく友達が作れますか?おしえてください」

サンセツコン大明神の回答
「PS2があれば友達なんていらないとおもうよ。」

P.Nいたらき餅さんの返信
「わたし、人見知りはするけどゲーマーなんかじゃありません(怒)!一緒にしないでください!それと、今日勇気を持って同じ授業とっているこに話しかけたら、彼女もきっかけがほしかったみたいで、友達になりました!二人で、少し遅いけど、サークル活動にも参加してみようと思います!サンセツコン大明神はせいぜいPS2のなかで青春を謳歌していてください!」

サンセツコン大明神の回答
「はいはい。」
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by sansetukon4 | 2004-11-16 10:52 | ぶらり列伝

ぶらり駆け込み寺2

P.Nいたらき餅さんからの相談
「最近好きな人ができました。相手は同じ大学のサークルの先輩なんですけど、彼はとってもかっこよくてやさしくて、私以外にも彼のことが好きな子がたくさんいます。サンセツコン先生。どうしたら、先輩が私のことを好きになってくれますか?アドバイスをください。」

サンセツコン先生の回答
「いっている意味がわかりません。たぶん、僕のことを好きになればいいと思うよ」

P.Nいたらき餅さんからのお返事
「それはちょっとむりです。というか、勘弁してください(w。あと、先輩に告白したら、先輩も私のことが気になってたみたいで、付き合うことになりました!今は幸せいっぱいです!」

サンセツコン先生の回答
「はいはい。」
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by sansetukon4 | 2004-11-16 10:40 | ぶらり列伝


街は後いくつの戸惑い投げかけるの?
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